今回は少しだけ厳しい話を記事にしてみます…!
医学書の執筆に関わって5年。今日も感じるのは「書きたい人は想像以上に多い」という事実です。
医学書が好きだから。日常診療が良くなったから。執筆陣に感謝しているから。
動機はさまざまですが、「いつか自分も書きたい」と願う医療従事者は本当に多いのです。
けれど現実には、実際に原稿を進め、長く書き続けている人はごくわずか。医学書執筆は長丁場、しかも孤独な戦いになりがちです。
もう筆を置きたい…筆を進まないならあきらめようかな…と悩むなら、身を引く選択もアリだと思います。なぜなら書きたい人は山ほどいるから。
水面下では「売上ランキング」や「電子版の実績」など、語られにくい競争が確実に起こっています。
しかもライバルは最新作だけではありません。かつて自分が、企画書を書きたくなるほど憧れた名著とも戦わねばならないのです。
一方、読者としては最高に幸せな時代。ニッチ本から大衆向けまでよりどりみどり。好きなテーマを好きなだけ選べます。
ただし医学書は音楽や小説と違い、リバイバルヒットが起こりにくい世界でもあります。
情報が常にアップデートされる以上、賞味期限が存在するのです。
だからこそ、今まさに書き始めるあなたは、過去の名作の著者より一歩リードしているとも言えます。
それをチャンスと捉えるか、「数年で読み捨てられる」と諦めるか。
決めるのはあなた自身。
いずれにせよ医学書を書きたい人はあとを絶ちません。長丁場の孤独にも、見えない競争にも向き合う覚悟があるか。
それが、執筆を続けていくうえでの最初の壁なのかもしれません。
ここまでの記事を見て、医学書を書くのをあきらめようと思うのも、書いてみようと思うのも、あなた自身ですよ。
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