【総合診療医が教える“使える臨床栄養”】 「総合診療ブラザーズの臨床栄養講座」〜病棟から在宅まで“食べる力”をデザイン〜

嚥下障害が分かった肝硬変の入院患者、どう栄養設計する? 経口だけ? 経管? 迷うよね。

肝硬変の患者でタンパク制限? エネルギー量? 毎回テンプレに頼りがちで不安です…。

ならこの本がおすすめだ。疾患別ポイントをエビデンス込みで整理、動画連動で復習もラクだよ。

書籍+YouTubeの二刀流で学べるんですね! 詳細お願いします!

“食べられない・栄養が足りない”を前に、テンプレ処方だけで終わっていませんか?

臨床栄養は「誰に・いつ・何を・どう届けるか」のデザイン。
『総合診療ブラザーズの臨床栄養講座』は、Youtubeで人気の医師3名が“教科書と現場の隙間”を埋める形でまとめた実践書です。
嚥下障害・肝硬変からフレイル・コンビニ飯まで、多彩な症例をEBM+総合診療視点で解説しています。

本記事では救急医の筆者が「動画連動×疾患別」の魅力を徹底レビューします。

1.本書のターゲット層と読了時間

【ターゲット層】
初期研修医〜在宅担当医、病棟・外来・在宅で栄養設計する全医療者

【推定読了期間】
8〜9 時間(通読)/気になる章だけなら 15 分

2.本書の特徴

【本書の特徴】
エビデンスに基づく栄養管理を疾患・場面別に整理
書籍内容を補完するYoutube動画を無料公開
在宅・高齢者・コンビニ食など“生活”目線が濃い
【本書で学べること】
・嚥下障害・肝硬変・慢性心不全などの栄養処方ポイント
・フレイル/サルコペニア対策の食事戦略と運動併用
・患者説明で使える“栄養指導トーク”と資料

3.個人的総評

【評価】
必要性:★★★★ | 本の薄さ:★★★★ | わかりやすさ:★★★★
面白さ:★★★★ | 継続使用度:★★★★ | オススメ度:★★★★

◎ 推しポイント

  • 書籍+動画で“理解→復習”の二段構え、忙しい勤務医でも学習効率◎
  • 疾患×タイミングでレシピを提示:急性期・回復期・在宅まで視野が広い
  • ポップ表紙なのに内容はガチEBM:読み進めるほど深掘り可能

4.おすすめの使い方・読み進め方

【本書のおすすめの読み方・活用方法】
まず Youtube で全体像を10分で把握
臨床で悩む疾患章を“つまみ読み”
症例後に数値計算・処方例を再確認→定着

5.まとめ

【基本情報】
タイトル:総合診療ブラザーズの臨床栄養講座|丸善出版(2023/9)
著者:山田悠史・松本朋弘・小澤秀浩

“栄養療法を武器にしたい”医師のステップアップ本。
書籍と動画で学びを回せば、嚥下障害から在宅フレイルまで自信を持って対応できます。

【公式LINEアカウント】
レビュー速報&栄養Tipsを配信中!
友だち追加

この記事の著者はこちら!