【CTが“正常”でも危険!?】 「急性腹症の診断レシピ」〜“帰宅させていい腹痛”と“絶対逃せない腹痛”の見分け方〜

当直お疲れ! “CTは正常だけど痛み強い患者”で悩んでるって?

はい…。CT陰性だから帰宅させたいけど、穿孔や虫垂炎を見落としてないか不安で。

CT万能主義は危険! “3分割法”で危険疾患を先に潰す必要があるね。

3分割法? 上腹・下腹・全腹で考えるやつですか?

そう。それとCTの盲点・造影適応・Dispositionの決め方まで網羅されている、素敵な本があるんだよ。

お願いします! “ゴミ箱診断”を卒業したいんです。

CT正常=安心? いえ、それが“落とし穴”です。
腹痛診療を画像だけに頼る時代はもう終わり。

救急外来で腹痛患者を診るとき、つい「CTで異常なし→帰宅OK」と判断しがち。
でも現実には虫垂炎・腸間膜虚血・穿孔前の胆囊炎など、“CTで写りにくい&見逃すと致命的”な疾患が潜んでいます。
『急性腹症の診断レシピ 病歴・身体所見・CT』は、
3分割法で危険疾患を先に除外
CTの得手・不得手を可視化
Dispositionを決めるチェックポイント
——を一冊でマスターできる“腹痛診療の道標”です。

これからご覧いただく医学書レビューは、
研修医時代に100冊以上レビュー
毎月5冊以上紹介する救急科専攻医による
“現場で即役立つ”視点でまとめています!

1.本書のターゲット層と読了時間

【ターゲット層】
– CT陰性腹痛で悩む研修医・専攻医
– 後輩に腹痛診療を教える専門医

【推定読了期間】
– 7~8時間(通読)/症例後検索 5分

まとまった週末で読破 → 当直で即アウトプット可能なボリュームです。

2.本書の特徴

【本書の特徴】
– “上腹・下腹・全腹”3分割法で思考を固定化
– CT得意/不得意を症例で具体化
– “帰宅? 経過観察? 即オペ?”Disposition指針を提示
【本書で学べること】
– 危険8疾患を“置きに行かない”チェックリスト
– 単純CTと造影CTのコスパと適応
– 便秘・胃腸炎“ゴミ箱診断”回避フローチャート

“画像では綺麗”でも病歴・身体所見を合わせて診る視点が徹底されています。

3.個人的総評

【評価】
必要性:★★★★
本の薄さ:★★★
わかりやすさ:★★★★
面白さ:★★★★
継続使用度:★★★★
オススメ度:★★★★
※Amazon評価:★★★★

“CT陰性でも危険!”を症例ベースで学べる希少書。
後輩指導で使うと「ゴミ箱診断」にブレーキを掛けられます。

4.おすすめの使い方・読み進め方

【本書のおすすめの読み方・活用方法】
– Chapter1の3分割法を暗記 → まずカルテに活用
– CT“盲点チェックリスト”に付箋 → 撮像前後で確認
– 症例カンファ前にDispositionフローで整理
– 後輩へ“便秘・胃腸炎は最終診断”ルールを共有

読み→実践→振り返りのサイクルで見逃しゼロへ近づきます。

5.まとめ

created by Rinker
¥4,950 (2025/08/31 14:56:00時点 楽天市場調べ-詳細)
【基本情報】
タイトル:急性腹症の診断レシピ 病歴・身体所見・CT
著者:窪田忠夫/医学書院(2023/2)

【本書のまとめ】
CT正常でも“帰宅させていい腹痛”と
“絶対に押さえる腹痛”を見極める必携バイブル!

この一冊で“CT万能主義”から卒業し、患者さんを安全に帰宅させましょう。

友だち追加
【公式LINEアカウント】
救急Tipsや書評を定期配信!

この記事の著者はこちら!