【子どもの骨折・肘内障を“症例軸”で制覇】 「症例から学ぶ! 小児科医のための子どもの整形外科外傷」

あれ、肘内障かな? 先生が整復やってみる?

どうしましょう…小児整形外科は自信がなくて。「小児は大人の縮小版じゃない」って言うけど…骨端線や成長軟骨の読影ポイントも曖昧です。

症例ベースで画像+治療フローが学べる『症例から学ぶ! 子どもの整形外科外傷』を読んでおくと迷わないよ。

症例軸ならイメージしやすそう! 詳細お願いします!

「肘内障」「顆上骨折」「骨端線損傷」…小児外傷は“大人のコピー”ではありません。

『症例から学ぶ! 小児科医のための子どもの整形外科外傷』
✅ 整形外科医・青木清先生が
“症例→診断→治療→経過”をイラスト+画像で徹底解説。
周辺コラムも豊富で、骨折 eponym の由来まで楽しくインプットできます。

小児外傷で“ふらつく”思考を固定するレビューです。

1.本書のターゲット層と読了時間

【ターゲット】
小児整形に自信がない研修医〜若手整形外科医・救急医・小児科医

【推定読了期間】
約 3–4 時間(通読)

2.本書の特徴

【本書の特徴】
各章“症例物語”→診断の思考→治療手技まで一気通貫
イラスト・表・X線で「ここを見る!」が明快
歴史や人物コラムで記憶に残る
【本書で学べること】
・肘内障を触診だけで確信するコツ
・骨端線損傷の“経時的フォロー”判断軸
・レントゲンで正常/異常を区別する成長段階の目印

3.個人的総評

【評価】
必要性:★★★★ | 本の薄さ:★★★★ | わかりやすさ:★★★★
面白さ:★★★★ | 継続使用度:★★★ | オススメ度:★★★★

◎ 推しポイント

  • 症例フローで明日から再現できる
  • 画像の“正常変異”まで説明 → 読影の不安減
  • 骨折 eponym の雑学で暗記が楽しくなる

4.おすすめの使い方・読み進め方

【本書のおすすめの読み方・活用方法】
まず通読→イラストで全体像を掴む
悩んだ症例を思い出しながら“症例ページ”を再読
受傷前後のX線を本と同じ構図で見比べ復習

5.まとめ

【基本情報】
タイトル:症例から学ぶ! 小児科医のための子どもの整形外科外傷|日本医事新報社(2021/12)
著者:青木 清

子どもの骨折・肘内障の“迷い”を症例で解消。エキスパート入門書として常備したい一冊。

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